今、正にこの段階なのですよ(笑)リニア中央新幹線について時速500キロ出るとかほとんどトンネルの中を走るとか知っていても、実はどのような目的で敷設されるのかどのように運行されるのか肝心な所を私もほとんど知りませんでした。で、自分なりに色々学んできた課程で分かった事は
:このリニア中央新幹線は東海道新幹線の負担を代替する単純な路線ではない
:世界的に見ても最先端のインフラ事業として将来的に諸外国に輸出される可能性が高い国家的プロジェクトである
この2点です。要するにこの路線には単に時短とか景色が見えないから意味が無いとかの見解では収まらない我が国日本のインフラ整備における技術力の高さ、高い安全性を証明してそれを世界のインフラ整備に生かすという大きな使命があるのだと。
ですから私も日本国民としてその使命が達成されるように少しでも力になれればとの想いがあります。だからこそリニア中央新幹線についての理解を更に更に深める必要があることも痛感していますので徐々にその歩みを進めて行きたいですね。
これに気が付いたのは山梨リニア実験線を走る実験車両の先端の形状が現在のL0系に近い形状に変わった2009年でした。それまでの先頭車両には小さいながらも黒い窓らしきものが見えていたのがいきなり何も無くなった…え???ってなもんです。
「あれ?窓が無いという事はリニアの運転はどうするんだ?」当然こういう疑問が頭に湧く訳ですよ、で、調べてみた所リニアは中央管制センターという場所から自動制御されて運行し、運転士は乗車しないんだと始めて知ったんです。
新幹線も実は自動制御されてるそうですね、鉄道に詳しい方なら当たり前のように知っているのかもしれませんが、特に興味の無い人種にとってはこの程度の知識しか無いんです。運転士が乗車してるなら運転士が運転してるんだろう。と当然のように思い込んでいる方が大多数なのではないでしょうか?
ではリニアには乗務員が同乗するのか?答えはイエス。リニア内の車内サービスや異常が発生した時の対応を行う為に乗務員が複数人乗務する予定であると2013年7月に神奈川県で行われたリニア中央新幹線計画に関する説明会での非常時の対応についての質問にJR東海が回答しています。参考資料:リニア中央新幹線建設促進神奈川県期成同盟会事務局作成「リニア中央新幹線に関する説明会」概要 www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160210/p690926.html
「次は米国にリニア新幹線を走らせる」それは恐らく現実になると考えます。広大な国土に大都市が数多く点在する米国にこそ9・11以降、治安と安全両面の不安が払拭しきれないジェット旅客機に代わる輸送手段として最も有望な高速大量輸送インフラなのではないでしょうか。
JR東海の賭け、安倍首相の夢—「次は米国にリニア新幹線を走らせる」2014/12/29 nipponn.com
www.nippon.com/ja/genre/politics/l00084/
飯田の今
3/26 飯田お練りまつり 松尾町